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Sepolia・Hoodi・Ephemery・廃止済みテストネット
イーサリアム テストネットエクスプローラー完全ガイド:Sepolia とHoodi 2026年にまだ使えるテストネットエクスプローラーはどれか、自分のトランザクションが実際にどのネットワーク上にあるのか、そして古いGoerliやHoleskyのハッシュを検索しても何も表示されない理由を解説します。
2013年創業の規制対応取引所
2026年9月24日確認 Sepolia 11155111 Hoodi 560048 著者 ethexplorer.org 編集部 · 更新日 2026年9月24日 · 10 分で読めます
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イーサリアムのテストネットエクスプローラー は、コインがわざと無価値に設定されたネットワーク向けに、メインネット用エクスプローラーと同じ役割を果たします。コントラクトをデプロイしたり、テスト送金をしたり、バリデーターを立ち上げたりしたとき、それがうまくいったかどうかを教えてくれるのがこのツールです。厄介なのは、イーサリアムがこれまで驚くほど多くのテストネットを使い捨ててきたことです。Ropsten、Rinkeby、Kovan、Goerli、Holeskyはいずれも役目を終えて廃止され、そのたびにエクスプローラーも道連れになってきました。2026年9月の時点で意味を持つパブリックテストネットはほんの一握りで、間違ったネットワークを選んでしまうことこそが、開発者が「トランザクションが見つかりません」という画面を前に固まってしまう、最もありがちな原因です。
このガイドではその混乱を整理します。Sepoliaで選べるエクスプローラー、ステーキング作業向けのHoodiエクスプローラー、Holeskyがどうなったのか、それ以前のネットワークの簡単な歴史、そしてメインネットの秘密鍵を渡すことなくテストETHを入手する方法まで、順を追って説明します。
目次
01 なぜテストネットに専用のエクスプローラーが必要か02 稼働中・廃止済みテストネット一覧03 Sepoliaエクスプローラーの選択肢04 バリデーター向けHoodiエクスプローラー05 Holeskyに何が起きたか06 Goerli・Ropsten・Rinkebyの歴史07 フォーセット:テストETHの入手方法08 メインネットとテストネットの混同ミス なぜテストネットには専用のエクスプローラーが必要か
イーサリアムのネットワークはそれぞれ独立したチェーンで、固有のブロック、固有のステート、固有のチェーンIDを持っています。Sepolia上のトランザクションハッシュはメインネット上では何の意味も持ちませんし、その逆も同じです。だからこそエクスプローラーは特定の1つのネットワークに紐づいている必要があり、Etherscanがテストネットごとに別サイトを用意し(sepolia.etherscan.io、hoodi.etherscan.io)、Blockscoutもテストネットごとに別インスタンスを運用している(eth-sepolia.blockscout.com、eth-hoodi.blockscout.com)理由もそこにあります。
画面そのものは、メインネットで見慣れたものとほぼ同じです。同じトランザクションページ、同じアドレスタブ、コントラクトの検証済みソースを表示する同じビュー。この共通性こそが重要で、テストネットは本番のリハーサルなので、リハーサルは本番の見た目に近いほうがいいのです。エクスプローラーを使ったことがない方は、エクスプローラー画面の使い方ガイド がそのままテストネットにも当てはまります。
違うのはデータの中身です。テストネットのブロックは大抵すいていて、ガス価格はほぼゼロに近く、取引がないためトークン価格も表示されません。Sepoliaのバリデーターセットは小規模で許可制ですが、Hoodiはそれとは対照的にオープンなバリデーターセットを持ち、ステーキングを行う人向けに設計されています。
稼働中・廃止済みイーサリアムテストネット一覧
2026年9月24日時点で確認した状況をまとめました。ここでのステータスは、単にサイトが表示されるかどうかではなく、イーサリアム財団と各クライアントチームが公式に発表している内容を反映しています。
イーサリアムのテストネットと、その用途、2026年9月時点のステータス、対応するエクスプローラー。 ネットワーク 用途 ステータス エクスプローラー Sepolia アプリ・スマートコントラクト・開発ツール 稼働中 、推奨Etherscan、Blockscout、Otterscan Hoodi バリデーター・ステーキング・アップグレード検証 稼働中 (2025年3月〜)Etherscan、Blockscout、Otterscan、ethPandaOps、beaconcha.in Ephemery 短期実験(28日ごとにリセット) 稼働中 Blockscout、Otterscan、ビーコン用軽量エクスプローラー Holesky ステーキング(2023〜2025年) 停止 (Fusaka後、2025年10月)稼働しているものなし Goerli アプリ・ステーキング(2019〜2024年) 廃止 (2024年4月)稼働しているものなし Ropsten / Rinkeby 初期のPoW/PoAテスト 廃止 (2022年/2023年)稼働しているものなし
公式の一覧はethereum.orgのネットワークページ にあり、テストネットが追加・廃止されるたびに更新されるのでブックマークしておく価値があります。レイヤー2チームはSepoliaの上に独自のテストネットを運用しており、OP Sepolia、Base Sepolia、Arbitrum Sepoliaなどがそれにあたります。これらにはロールアップ専用のエクスプローラーが必要で、詳しくはレイヤー2エクスプローラーガイド で解説しています。
Sepoliaエクスプローラーの選択肢
Sepoliaは、実際のお金が動く前にdapp、トークン、コントラクトのアップグレードを試す場所です。もともとはプルーフ・オブ・ワークのチェーンとしてスタートし(ジェネシスブロックは2021年10月3日)、2022年7月に独自のThe Mergeを経て、以降のメインネットのフォークをおおむね数週間先行するかたちで追いかけてきました。チェーンIDは11155111で、2026年9月下旬時点でブロック高は1,170万を超えています。バリデーターセットはクライアントチームとインフラ事業者によって許可制で運用されているため、ネットワークは安定しており、ステートも素早く同期できる程度の大きさに保たれています。
sepolia.etherscan.io EtherscanのSepolia版エクスプローラー が多くの開発者にとってのデフォルトになっているのには、シンプルな理由があります。コントラクト検証の手順がメインネットとまったく同じで、HardhatやFoundryのプラグインも同じEtherscan API V2キーでそのまま対応しているからです。Read/Writeコントラクトタブ、イベントログ、内部トランザクション、処理済みのビーコン引き出しページまで一通り揃っています。難点はメインネットと同じで、クローズドソースでアカウント制、APIキーも必要という点です。無料枠の制限はテストネット側のエンドポイントにも同じように適用されるので、詳しくはEtherscanの詳細レビュー をご覧ください。
eth-sepolia.blockscout.com BlockscoutのSepoliaインスタンス は、セルフホスト可能な代替手段です。Sourcify経由も含めてコントラクト検証に対応しており、REST APIはキーなしで使えるので、CIパイプラインや簡単なスクリプトに向いています。Blockscoutは新しいトランザクションタイプへの対応が早く、フォークで何か新しい要素が導入されると(2024年のblobトランザクション、2025年のEIP-7702セットコードトランザクションなど)、たいていBlockscoutで先にデコードされて表示されます。当サイトのツールも、このデータソースを利用しています。
SepoliaのOtterscan 公開されているOtterscanのデプロイ では、Otterscanファンが好む高速でミニマルなトレース表示、つまりコールツリー、ガスプロファイル、生のストレージ変更を広告なしで確認できます。Otterscanは通常、自分自身のErigonやRethノードに対して動かすものなので、この公開インスタンスはあくまで簡易的な位置づけです。ローカルで動かしたい場合は、オープンソース・エクスプローラーガイド で構築方法を解説しています。
バリデーターとステーキング向けのHoodiエクスプローラー
Hoodiは、長期運用を前提としたテストネットの中では最も新しい存在です。実行層のジェネシスは2025年3月17日、2025年3月26日にはエポック2048でPectraアップグレードを実施し、チェーンIDは560048です。存在理由はHoleskyが機能不全に陥ったこと(詳しくは後述します)で、その役割はステーカーとノード運営者に対して、オープンなバリデーターセットのもとでデポジット、Exit、統合(consolidation)、クライアントのアップグレードをテストできる場を提供することです。イーサリアム財団は公開当初、Hoodiを2028年9月30日までサポートすると表明しており、2025年10月には(HoleskyとSepoliaに続く)3つ目のパブリックテストネットとしてFusakaのリハーサルにも使われました。
実行層のデータにはhoodi.etherscan.io とeth-hoodi.blockscout.com という2つの主要な選択肢があり、トレースを見たいならhoodi.otterscan.io が対応しています。バリデーターとして本当に気になるコンセンサス層のデータについては、ethPandaOpsのHoodiビーコンエクスプローラー やbeaconcha.inのHoodi版を見てください。バリデーターインデックス、アテステーション、プロポーザル、デポジットキューなどが表示されます。これらの画面の各項目については、ビーコンチェーン・エクスプローラーガイド で詳しく解説しています。
Holeskyとそのエクスプローラーに何が起きたか
Holeskyの歩みは決して順調ではありませんでした。The Mergeからちょうど1年となる2023年9月15日に最初のローンチを試みましたが、ジェネシスファイルの設定ミスで失敗し、同月末に仕切り直しでようやく立ち上がりました。メインネットよりはるかに多いバリデーター数を抱える大規模設計で、クライアントチームが大規模なストレステストを行えるようにすることが狙いで、一時期はステーキング用テストネットの定番として使われていました。
転機となったのは2025年2月のPectra有効化です。複数の実行クライアントでデポジットコントラクトアドレスの設定ミスが重なり、ネットワークが分裂してファイナリティを失いました。その後の復旧過程で大規模なインアクティビティリークが発生し、結果として生じたExitキューは、イーサリアム財団によれば、Exit済みのバリデーターがセットから抜けるまでに約1年かかるほど長大なものになりました。バリデーターの一生をまともな時間内でテストできないテストネットには、あまり使い道がありません。そのため数週間のうちにHoodiが立ち上げられることになりました。
停止のアナウンス は2025年9月1日に出されました。Holeskyは2025年10月1日にFusakaを実行し、メインネットに向けた最後のリハーサルを務めた後、そのフォークがファイナライズされてから2週間ほどでほとんどのバリデーターノードが停止されました。エクスプローラーもそれに続きました。2026年9月時点の確認では、holesky.etherscan.ioはもう名前解決されず、BlockscoutのHoleskyインスタンスも404エラーを返しています。チュートリアルやバグレポートの中に古いHoleskyのトランザクションが載っていても、いまとなっては実質的に検証のしようがありません。
Goerli・Ropsten・Rinkeby:廃止されたテストネットの歴史
イーサリアムのテストネットの墓場をたどると、多くの教訓が見えてきます。それぞれのネットワークはその時代特有の課題を反映しており、それぞれの廃止が、いま採用されている「サポート期間をあらかじめ告知した、少数のよく整備されたネットワーク」というモデルへとエコシステムを押し進めてきました。
2016年11月
Ropstenが稼働開始 PoW
メインネットに最も近いプルーフ・オブ・ワークのテストネットとして登場しました。ハッシュレートが低かったため、初期にはスパムやリオーグ攻撃に弱いという弱点がありました。
2017年4月
Rinkebyが稼働開始 PoA
Geth専用のプルーフ・オブ・オーソリティ(Clique)ネットワーク。安定していましたが、単一クライアントに依存していました。
2019年1月
Görliがベルリンで稼働開始 PoA
初のマルチクライアント対応プルーフ・オブ・オーソリティ・テストネット。のちにステーキングテスト用のビーコンチェーン「Prater」と組み合わされました。
2021年10月
Sepoliaのジェネシス
Ropstenに代わってアプリケーション開発者向けに用意された、小規模なプルーフ・オブ・ワークチェーンとしてスタートしました。
2022年6月
RopstenがMergeを実施、廃止を発表
Ropstenは2022年6月8日にプルーフ・オブ・ステークへ移行。同月21日にはイーサリアム財団がRopstenを2022年第4四半期に、Rinkebyを2023年に停止すると発表しました。
2022年7〜8月
SepoliaとGoerliがMergeを実施
2022年9月15日のメインネットMergeを控えた最後のリハーサルでした。
2023年9月
Holeskyが稼働開始 PoS
9月15日の最初のローンチはジェネシス設定ミスで失敗し、月末の再ローンチで成功しました。
2024年1月
GoerliでDencunを実施
Goerli最後のアップグレードでした。Dencunがメインネットに到達した約1か月後の2024年4月、クライアントのサポートが終了しました。
2025年3月
Hoodiが稼働開始 PoS
ジェネシスは3月17日、Pectraはエポック2048で3月26日に実施。ステーキング検証の役割をHoleskyから引き継ぎました。
2025年10月
HoleskyがFusakaを実行後に停止
Fusakaは2025年10月1日にHoleskyで有効化され、ファイナライズから2週間後にノードがオフラインになりました。
2026年8月
Glamsterdam向けのPlatåberget
Glamsterdamの初期テスト用に用意された短命のパブリックテストネットで、数か月間だけ稼働する想定です。
2027年(提案段階)
Sepolia後継ネットワーク
クライアント開発者が2027年第1四半期をめどに後継ネットワークを立ち上げ、Sepoliaを段階的に終了する前に並行稼働させる案を提案しています。
Ropsten は長年、最もメインネットに近いテストネットでしたが、それが弱点でもありました。ハッシュレートがごく小さいプルーフ・オブ・ワークだったため、GPUを数台持っているだけの相手にもリオーグを起こされてしまい、2017年初頭には巨大なガス上限を使ったスパム攻撃でほぼ使い物にならなくなったこともあります。それでも生き延び、The Mergeを実行した最初のパブリックテストネットとなった後、2022年末に廃止されました。
Rinkeby はプルーフ・オブ・オーソリティによって攻撃の問題を解決しましたが、動かせるのはGethだけだったため、真のマルチクライアントテストにはなり得ませんでした。プルーフ・オブ・ステークへの移行もないまま、2023年に停止しています。Parity系の同種のネットワークだったKovan も、同じ運命をたどりました。
Goerli は2019年から2023年にかけての主力テストネットでした。主要なクライアントはすべて同期でき、Merge後はビーコンチェーン「Prater」と組み合わさってステーキング用テストネットの役割も兼ねるようになりました。その終わりを招いたのは経済的な要因です。Goerli ETHの供給量は固定されていたため次第に枯渇し、フォーセットは空になり、「テストETH」を非公式に取引する市場まで現れる始末で、これではテストネットの存在意義そのものが揺らぎます。イーサリアム財団は終了を発表し、2024年1月には最後のアップグレードとしてDencunが実行され、2024年4月にサポートが打ち切られました。ステーキングの役割はHoleskyへ、アプリケーション用途はSepoliaへと引き継がれました。
コアデベロッパーが得た教訓は、今日のHoodiとSepoliaの運用方針にはっきりと表れています。テストネットにはあらかじめ告知された寿命があり、旧ネットワークを停止する前に後継が立ち上げられるのです。チュートリアルを保守する立場からすると面倒ではありますが、ネットワークがじわじわと朽ちていく従来のパターンよりはずっとましです。
フォーセット:SepoliaとHoodiのテストETHを入手する方法
テストETHは購入できませんし、購入しようとするべきでもありません。入手先はフォーセットで、ボットに根こそぎ持っていかれないよう配布量が制限されています。2026年9月時点でethereum.orgが挙げている主な選択肢は次のとおりです。
pk910によるPoWフォーセット (Sepolia 、Hoodi 、Ephemery向け)。ブラウザで軽いハッシュ計算を行うと報酬が受け取れます。実際にコインを新規発行しているわけではなく、この「マイニング」はあくまでスパム対策です。速度は遅いですが、アカウント登録は不要です。 Google Cloud Web3フォーセット (Sepolia とHoodi向け)。Googleアカウントが必要で、1日あたりの配布量は少ないものの安定しています。 Alchemy Sepoliaフォーセット 。受け取りアドレスがメインネットで最低0.001 ETHを保有していることを条件にする、シンプルな不正対策を採用しています。 Infura、QuickNode、Chainstack、Chain Platformも同様のフォーセットを運用しており、多くは無料の開発者アカウントとひも付いています。
Hoodiでバリデーターのテストを行うには、1バリデーターあたり最低32のテストETHが必要で、これはほとんどのフォーセットが1回に配布する量を上回ります。まとまった量をリクエストする現行の方法は、適当なDiscordのリンクを信用するのではなく、Hoodiのリポジトリ で確認してください。
当サイトのライブ版イーサリアム・エクスプローラー は、メインネットやイーサリアムクラシックと並んでSepoliaとHoodiにも対応しています。開いたら検索窓の横にあるセレクターでネットワークを選び、トランザクションハッシュ、アドレス、ブロック番号のいずれかを貼り付けてください。ツールは対応するBlockscoutインスタンスからデータを読み込み、それが遅い場合は公開RPCノードにフォールバックし、各ブロックについてはそのテストネット自身のジェネシス時刻から算出したビーコンスロットとエポックも表示します。「外部で開く」ボタンを押せば、コントラクト検証やより詳しいトレースが必要なときに、同じレコードをEtherscanやBlockscoutで開き直せます。
デプロイスクリプトが「成功」と表示しているのに自分の目でレシートを確認したいときや、チームメイトがチャットにハッシュを貼ったもののどのネットワークのものか誰にもわからないとき、これがすぐに使える確認方法になります。まずメインネットで試し、次にSepolia、それでも見つからなければHoodiで試してみてください。どれかが必ず答えを返してくれます。
よくある間違い:メインネットとテストネットの混同 ネットワークを間違えて検索してしまう
断トツで多い問題です。Sepoliaのトランザクションハッシュをetherscan.ioに貼り付けても何も表示されず、多くの人はそれを「トランザクションが失敗した」と勘違いしてしまいます。まずウォレットに表示されているネットワークバッジを確認し、そのネットワーク用のエクスプローラーを使いましょう。アドレスの形式はどのEVMネットワークでも同じなので、間違ったネットワークで検索しても「一応動いて」しまい、別の、多くの場合空の残高が表示されてしまいます。エクスプローラーのヘッダーからネットワークを見分ける方法は、トランザクションページの読み方ガイド で解説しています。
テストネットのガスもメインネットと同じだと思い込んでしまう
テストネットのブロックはめったに満杯にならないため、ベース手数料はほぼ下限に張り付いています。Sepoliaでは1セントにも満たない金額で済んだトランザクションが、混雑したタイミングのメインネットでは目に見えて高くつくことがあります。テストネットのレシートではなく、イーサリアム・ガス代トラッカー で実際のコストを見積もってから本番に臨みましょう。
本物のETHをテストネットのアドレスに送ってしまう、あるいはその逆
アドレスの形式はネットワーク間で同一なので、取引所から「SepoliaへETHを送る」ことはそもそもできません。取引所が出金できるのはメインネット(か、明示的に対応しているレイヤー2)だけです。資金はメインネット上の同じアドレスに届くので、その鍵を自分で管理していれば問題ありませんが、管理していない相手にそのアドレスを教えてしまっていた場合は困ったことになります。逆に、テストETHを取引所に入金することはそもそも不可能です。取引所側にはそのようなものは存在しないからです。
まもなく消えるテストネットをハードコーディングしてしまう
CIパイプライン、ドキュメント、SDKのデフォルト設定がいまだにGoerliやHoleskyを参照しているなら、それはすでに壊れています。チェーンIDやRPC URLはコードではなく設定として持たせておけば、次の移行が来ても1行の変更で乗り切れます。
テストが終わったら、メインネットへの移行には本物のETHが必要です コントラクトがメインネットへのデプロイ準備を整えたら、デプロイ用のガス代としてETHが必要になります。もっとも簡単なのは、登録済みの取引所を使うことです。購入して、デプロイ用アドレスへ出金し、当サイトのエクスプローラーをメインネット設定にして着金を確認してください。
ETHを購入 どのテストネットエクスプローラーを使うべきか
2026年のアプリケーション開発では、ツールがすでにEtherscan形式に対応しているならsepolia.etherscan.ioで、オープンソースかつキー不要のAPIを好むならeth-sepolia.blockscout.comでSepoliaを使うのがよいでしょう。ステーキングやクライアントのテストにはHoodiを使い、実行層用のエクスプローラーとビーコン用エクスプローラーを組み合わせてください。使い捨ての実験には、28日ごとにリセットされ、そのたびに新しいチェーンIDが割り当てられるEphemeryが便利で、後片付けの手間がありません。それ以外はすべて過去の歴史として扱って構いません。そして何かが「消えた」と感じたときは、何よりもまずネットワークを確認してください。フル機能のエクスプローラーを横並びで比較したい場合は、おすすめイーサリアム・エクスプローラーのランキング で、テストネット版にも引き継がれるメインネットの機能を基準にスコア付けしています。